お父さんの考え方は古い。キミたちは新しい
お父さんは昭和の末期に生まれた。
そんなお父さんには、その世代の価値観がある。
一方で、キミたちは平成の末期に生まれた。
そんなキミたちには、キミたちの世代の価値観がある。
30~40年も違えば、そりゃ価値観は違う。
どっちの価値観が正しいというのでもない。
常に世の中には異なる世代が生きていて、
それがぶつかり合い交じり合いながら社会はできている。
でもね、世の中を引っ張っていくのは、
だいたい新しい世代、新しい価値観なんだ。
新しい価値観の元に新しいテクノロジーが生まれる。
逆に、新しいテクノロジーの元に、新しい価値観が生まれることもあるね。
もっと便利にするには、もっと幸せになるには…。
そういう想いの元にテクノロジーは進歩していくんだよ。
人類はいつも前向きだ。
「昔はよかった」とか「今の若者はけしからん」なんて言ってる旧世代の人がいる。
こういうのを老害というでしょ。
実に見事な表現だ。世の中の害になっている。
だって若者の足を引っ張るんだもの。
もちろん便利になるのにデメリットはある。
便利になると工夫を忘れるでしょ。
テクノロジーに任せて人間が考えなくなったりするし。
そういう面があるのも事実だけどね。
話がそれてしまったね。
きっと君たちは、新しい価値観の元、
お父さんお母さんが理解できない話を持ってくると思うんだ。
お父さんはいわゆる「老害」には決してならないよ。
常に進歩的だし、新しいものには興味があるし、
いくつになっても若者を応援する大人であり続けるからね。
それでも、きっと君たちはお父さんの理解できないことを言い出す。
「許可をくれ」と。
そんなとき、お父さんはとことん君たちの話を聞くよ。
だから君たちも、必ずお父さんを納得させてから前に進んでほしい。
話をとことん聞こうというお父さんを説き伏せられないなら、
それは君たちの考えが甘かったり、間違っているということだよ。
お父さんがわからないことをキミたちがするというのはね、
心配でもあるんだ。
その親心はちゃんと理解しておいてね。
でもねお父さんは、お父さんの理解できない話を
キミたちが持ってくるのを楽しみにもしているよ。
追伸。
もしお父さんが老害になってるなあ、と思ったら、
お母さんにそっと伝えておいてほしい。
お母さんからそれを聞いたら、お父さんはこっそり直すようにするよ。
キミたちに直接言われたら、きっとショックを受けると思うんだよ。

